MENU
しじみの成分とオルニチン
貝の中でも、ホタテやハマグリ・アサリに比べるとちょっと地味なイメージの「しじみ」。
普段食べていますか?
小さな貝「しじみ」ですが、実は私たちの健康に重要な栄養「オルニチン」がたっぷり含まれているんです!
肝臓に良いイメージがしじみにはあるように、オルニチンは肝機能の改善に有効な成分です。
ちなみに、しじみにはhttp://nwenergyassociation.org/eiyouso.htmlにもかいてあるような良質なタンパク質やアラニン、タウリン、ビタミンB1、B2なども含まれています。
しじみに含まれているビタミン類についてはこちらでも詳しく解説されています。
これらは他の食べ物にもよく見られますが、http://www.santacruzvalley.com/amado_arizona.htmにも書いてあるように、オルニチンはしじみに飛びぬけてたくさん含まれているんです。
あじみ100gあたり、オルニチンの量は10.7mgから15.3mgほど含まれていますが、どれくらい多いのか他の食材と比べてみましょう。
キハダマグロは100gあたり1.9mgから7.2mg、ヒラメは100gあたり0.6mgから4.2mgですから、オルニチンがいかに多くしじみに含まれているのか良く分かります!
しじみ100gの目安は約35個程度。
貝自体小さいので、お味噌汁や佃煮などであっという間に食べられそうです。
しじみと言えばお酒を飲みすぎた翌朝のお味噌汁を連想する方も多いように、お味噌汁で頂くのが最もポピュラーな調理法。
おいしいしじみ汁の作り方はこちら。
そんなしじみのお味噌汁を手軽に飲めるように、http://www.koushuukai.jp/instant.htmlにも書いてあるように、インスタントタイプでも売られています。
このメーカーは従来から販売していたインスタント味噌汁に、オルニチン入りという付加価値をプラスしたことで、一時期は生産が追い付かなくなるほどヒットしたようです。
手軽に食べられるインスタント食品の健康志向ブームの先駆け的存在とも言えます。
別の商品で使うための植物性乳酸菌を研究していたときに、アミノ酸の一種であるオルニチンを偶然キャベツの葉から検出し、商品開発がスタートしたそうです。
塩分や酸味などのバランスを整え、まろやかでほっと落ち着くしじみのお味噌汁が完成し、機能性味噌汁として売り出されました。
インスタントだったら食べやすく、いつでもオルニチンを摂れるから良いですよね!
貝のしじみから本格的にお味噌汁を作りたいという方は、貝の味をじっくり引き出すように作るのがポイントです。
砂出ししたしじみをよく洗って昆布と一緒に火にかけて、弱い火でじわじわとしじみの出汁を出すようにします。
しじみ本来の味を楽しむために、他には何も具は入れません。
香りをフワッと漂わせるように粉山椒を飲む直前に入れてもいいですよ。
約35個のしじみでオルニチンが10mg以上摂れますので、しじみが手に入るときはぜひお味噌汁でお召し上がりください。
また、しじみの鮮度チェックも出来ればおけば更に美味しく食べられますよ。